結婚祝い・出産祝いの内祝いにお菓子が選ばれる理由

出産祝いの内祝いには、様々な選択肢があり、贈る方の気持ちを伝えるのに最適です。また、日持ちがするものが多く、忙しいお母さんにも嬉しいという点も、お菓子が選ばれる理由の一つと言えるでしょう。

形に残らない“消えもの”なので、相手に気兼ねなく贈りやすい

お菓子は、日々の生活に彩りを添える、ちょっとした贅沢感を味わえるアイテムでもあります。贈られた人が、お菓子を食べるたびに、贈り主への感謝の気持ちを感じてもらえるような、そんな心温まる贈り物として、お菓子は最適なのです。

値段の幅が広く、予算に合わせて選べる

お菓子は、数百円のプチギフトから、数万円の高級ギフトまで、幅広い価格帯の商品があります。予算に合わせて、贈る相手にふさわしいお菓子を選ぶことができます。

縁起物がモチーフになったアイテムは、お祝い事にぴったり

例えば、鯛や鶴など縁起の良いモチーフが描かれた和菓子や、可愛らしい動物の形をしたクッキーなど、見た目からも喜びを感じてもらえるお菓子は、結婚や出産のお祝いに最適です。

華やかでおしゃれなデザインを選べる

結婚や出産は、人生の大きなイベントです。内祝いのお菓子も、華やかで特別なデザインを選ぶことで、お祝いの場にふさわしい贈り物になります。可愛らしいパッケージや、上品なラッピングで、贈る相手への喜びをさらに高めましょう。

相手の好みや家族構成に配慮する

相手の好みや家族構成を考慮して、喜んでもらえるお菓子を選びましょう。

例えば、甘いものが苦手な方には和菓子、コーヒー好きな方には焼き菓子など、相手の好みに合わせたお菓子を選ぶと、より一層感謝の気持ちが伝わります。

また、家族が多い場合や、贈る相手にお子様がいる場合は、皆で分けやすい個包装のお菓子や、お子様も喜ぶようなお菓子を選ぶと良いでしょう。

個包装で分けやすいものが便利

個包装になっているお菓子は、贈る相手が自分のペースで食べることができ、分けやすいというメリットがあります。

特に、大人数で暮らしているご家庭や、一人暮らしの方への贈り物として最適です。

日持ちがして、好きな時に楽しめるものを選ぶ

賞味期限が比較的長いお菓子を選ぶことで、贈る相手は自分の好きなタイミングでゆっくりと楽しむことができます。

すぐに食べきれない場合でも、焦らずに味わってもらえるものを選びましょう。

特別感を感じられるような、ちょっと贅沢なブランドや話題の商品もおすすめ

普段自分ではなかなか買わないような、有名ブランドや話題のお菓子は、特別感があり、内祝いにも最適です。記憶に残る贈り物となるでしょう。

贈るシーンに合わせたお菓子選び

結婚内祝いと出産内祝いでは、お祝いの種類が異なるため、それぞれに適したお菓子を選ぶことで、より感謝の気持ちが伝わります。

結婚内祝いには、華やかさや上品さを重視したお菓子がおすすめです。例えば、カラフルなマカロンや、高級感のあるチョコレート、洗練されたパッケージの焼き菓子などがよいでしょう。結婚という新たな門出を祝う華やかな雰囲気に合うお菓子を選ぶことで、お二人の幸せを願う気持ちを表現できます。また、新郎新婦の出身地の名産品なども、話題性があり喜ばれるでしょう。

一方、出産内祝いには、可愛らしさや温かさを重視したお菓子がおすすめです。例えば、赤ちゃんや動物のモチーフがついたクッキーや優しい色合いのケーキ、可愛らしいパッケージのゼリーなどが喜ばれます。新しい命の誕生を祝う喜びや、感謝の気持ちを表現できるお菓子を選びましょう。日持ちする焼き菓子なども、育児で忙しい相手に配慮した贈り物になります。

上記を参考に、贈る相手の顔を思い浮かべながら、喜んでもらえるお菓子を選んでみましょう。

2,000円台の予算で贈る、感謝の気持ちがきちんと伝わるお菓子

予算2,000円台では、贈る相手を選ばない、個包装の焼き菓子の詰め合わせや、可愛らしいパッケージに入ったチョコレートなどがおすすめです。紅茶やコーヒーのセットも喜ばれます。

ハートのコーヒーバウムクーヘン

想いを伝える、特別な日の贈り物に。「ハートのコーヒーバウムクーヘン」は、その名の通り、可愛らしいハートの形をしたバウムクーヘンです。

一層一層丁寧に焼き上げられた生地は、しっとりとした食感と芳醇なコーヒーの香りが特徴。生地に練り込まれたナッツの香ばしさが、コーヒーの風味をさらに引き立てます。

仕上げにコーティングされたチョコレートと金粉が、上品な輝きを添えています。見た目も味わいも贅沢な、とっておきのバウムクーヘンは、大切な人に想いを伝えるプレゼントに最適です。

誕生日や記念日、感謝の気持ちを伝えたい時に、ぜひ贈ってみてはいかがでしょうか。

3,000円台の予算で贈る、センスが光るおしゃれなお菓子

予算3,000円台になると、有名ブランドの焼き菓子や、華やかなパッケージのクッキー詰め合わせなどが選択肢に入ってきます。少し珍しいフレーバーのジャムや紅茶とセットにすると、より特別感が増します。

4,000円以上で贈る、特別感満載の高級お菓子

4,000円以上の予算であれば、高級チョコレート専門店や老舗和菓子店の詰め合わせを選びたいところです。素材や製法にこだわった、他ではなかなか手に入らないような珍しいお菓子も喜ばれるでしょう。

いずれの価格帯でも、相手の好みに合わせたお菓子選びを心がけ、感謝の気持ちが伝わるような贈り物を選びましょう。

適切な贈る時期

内祝いを贈る時期は、お祝いのお品物を受け取ってから1ヶ月以内が一般的です。遅くとも、結婚祝いは挙式後1ヶ月以内、出産祝いは出産後1ヶ月以内を目安に贈るようにしましょう。もし、お祝いをいただいたタイミングで、出産内祝いなどのお返しが用意できていない場合は、まずはお礼状などで感謝の気持ちを伝えておくと良いでしょう。

相場と熨斗（のし）の書き方

内祝いの金額の相場は、一般的にいただいたお祝いの金額の半額から3分の1程度とされています。高額すぎるお返しは相手に気を遣わせてしまう可能性があるので、避けるようにしましょう。熨斗は、紅白の蝶結びのものを選びます。表書きは「内祝い」とし、水引の下には自分の名字を記載します。ただし、出産内祝いの場合は、子どもの名前を記載するのが一般的です。

感謝の気持ちを込めて、失礼のないように贈るように心がけましょう。